中国国家統計局の発表した2018年4~6月期の国内総生産(GDP)は物価変動の影響を除く実質で6.7%増となりした。これは1~3月期と比べると0.1%の減速で、17年7~9月期以来の減速です。
GDP成長率は目標の6.5%を上回っているものの、インフラ投資が落ち込み、個人消費が伸び悩みました。
そもそも、昨年2017年は党大会に向けて経済政策を積極的に行っていましたので、2018年はその影響で中国の景気は伸び悩むだろうと思われていました。
ですので、ある程度の減速は予想されていましたが、今後アメリカとの貿易摩擦により輸出に悪影響が出てくることを考えると、景気減速はあまりよくないです。
中国国内ではシャドーバンキングの問題で地方政府と国有企業の債務圧縮を進めていますので、インフラ投資によるGDPの底上げをしにくい状況であり、個人消費も伸び悩んでいることを踏まえると、輸出での成長がGDPを押し上げる上での重要なポイントでしたが、アメリカとの貿易摩擦がこれを邪魔しています。
このように中国の成長に対しては逆風がかなり吹いていますので、しばらく成長は鈍化しそうです。スポンサードリンク
GDP成長率は目標の6.5%を上回っているものの、インフラ投資が落ち込み、個人消費が伸び悩みました。
そもそも、昨年2017年は党大会に向けて経済政策を積極的に行っていましたので、2018年はその影響で中国の景気は伸び悩むだろうと思われていました。
ですので、ある程度の減速は予想されていましたが、今後アメリカとの貿易摩擦により輸出に悪影響が出てくることを考えると、景気減速はあまりよくないです。
中国国内ではシャドーバンキングの問題で地方政府と国有企業の債務圧縮を進めていますので、インフラ投資によるGDPの底上げをしにくい状況であり、個人消費も伸び悩んでいることを踏まえると、輸出での成長がGDPを押し上げる上での重要なポイントでしたが、アメリカとの貿易摩擦がこれを邪魔しています。
このように中国の成長に対しては逆風がかなり吹いていますので、しばらく成長は鈍化しそうです。
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