アイスマンの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

エクソンモービルが2018年第2四半期決算を発表しました。

売上:73,501百万ドル (前年同期比:+26.6%)
純利益:3,950百万ドル(前年比:+17.9%)
1株利益:0.92ドル(前年比:+17.9%)

エクソンモービルの2018年4~6月期決算は増収増益でした。ただ、予想の1株利益1.12ドルより低くなりました。

セグメント別での営業利益は次のようになっており、原油価格上昇によって上流部門の利益が押し上げられました。

上流部門:3,040百万ドル(前年同期比:+257%)
下流部門:724百万ドル(前年同期比:-47.7%)
ケミカル部門:890百万ドル(前年同期比:-9.6%)

ただ、4~6月の原油生産量は日量360万バレルで10年ぶりの低水準となっており、原油価格の上昇の恩恵をあまり受けられませんでした。これはフランスやサウジアラビアの油田での補修作業が続いたためです。

今後も大規模な補修作業が続くようで、この影響とパプアニューギニアの地震によりLNG生産も一時停止したことから年間生産量の見積もりを日量400万バレルから380万バレルに下方修正しています。

原油価格の上昇によってエネルギー会社は期待されていましたが、エクソンモービルは期待に応えられませんでした。年間の生産見通しを下方修正したことから今後もしばらくは思っていたほど利益は出せないような感じです。

とはいえ、高配当株をホールドするという点で行けば、そこまで気にする必要はないかなと思います。

スポンサードリンク

mixiチェック

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット