グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

NISAが始まって約5年がたち、初年度に投資した分は来年から非課税の期間が終わります。

初年度の分を持ち続けるのであれば特定口座、一般口座に移すか、来年のNISAの枠に使うということが選択できますが、アイスマンはつみたてNISAで投資信託を買っていくつもりですので、特定口座に移動する予定です。

NISAの初年度は下記の株を買っていたんですが、ありがたいことに今のところエクソンモービルを除いて利益が出ています。

西日本旅客鉄道
エクソンモービル
ジョンソン&ジョンソン
JPモルガン
P&G
ベライゾン

この中で西日本旅客鉄道のみ日本株になるわけですが、それは途中からNISAの枠は米国株のみにしようとしたからです。

というのも、配当控除を考えると日本株をNISAに入れるのはもったいないなと思ったからです。

配当控除は日本株から受け取った配当金を総合課税で確定申告したときに、所得税では配当金の10%、住民税では配当金の2.8%の税金が控除されるというものです。

具体的に計算すると、所得税の税率が5%の人(課税所得が195万円以下)だと住民税が10%ですので、配当金にかかる税金は

5%(所得税)+10%(住民税)-12.8%(配当控除)=2.2%となります。

所得税の税率が10%の人(課税所得が195万円以上330万円以下)だと

10%(所得税)+10%(住民税)-12.8%(配当控除)=7.2%です。

日本株をNISAで持っていれば、配当金にかかる税金は0%ですから、NISAで日本株を持っていることのメリットは税率にして2%か7%です。

一方で、米国株はアメリカで10%とられたのち日本で20%の税金がひかれます。米国株に配当控除は使えないので、米国株の配当金に対して通常は30%くらいの税金がひかれます。

もし米国株をNISAで持っていたら日本で課税される20%には税金がかからないので、NISAで保有している米国株にはアメリカで引かれる10%しか税金がかからないことになります。

ですので、米国株をNISAで持っていれば税金20%分を得できます。

日本株で2~7%しか得できなかったものが、米国株で20%得できるのですから、これはNISAは米国株で埋めようと思います。

こういう理由でアイスマンはNISAに米国株をつぎ込んでいったわけですが、実際には株価が5年後に上がっていそうかといったことも考慮しないといけないので、総合的に考えないといけないです。

とはいえ、基本的に長期でホールドするつもりで株を買ったので、配当金のことだけを考えて買いました。

それが良いか悪いかで言うと、もっと考えてやれよということになりそうですが、個人的には初年度分は値上がり益だけでもそこそこの利益が出ているので結果オーライと考えています。

スポンサードリンク

mixiチェック

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット