グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

アップルが第1四半期の売上高の下方修正をしたことで、アップル株が下げただけでなく、世界的に株価が下がりました。

アップルのティムクックCEOによると第1四半期の売上高は約840億ドルになる見込みで、予想の890~930億ドルから大幅な下方修正となりました。

要因はiPhoneの販売不振で、台湾、香港、中国での販売不振と先進国での買い替えが思ったほど進まなかったことです。

中華圏はアップルにとって有望な市場ですが、米中貿易摩擦による影響と中国の景気減速によって、高級なiPhoneは消費者から敬遠されたことになります。

アイスマンはiPhoneを使ったことがないのでiPhoneの良さはわかりませんが、日本や世界でのシェアは高いですし、スマホ市場における利益の85%はiPhoneが占めていることから、iPhoneというブランドにはまだブランド力はあるのかなと思います。

とはいえ、スマホというものは最近コモデティ化が進んできているかなと思いますし、性能面でもそこまで差がないのではないかと思います。もちろん細かい差を考えれば違うのでしょうが一般人が普通に使うぶんには他の安いスマホでも特に気にならないように思います。

昔はiPhoneの新製品が出たときに欲しいなと思う機能があったような気がするのですが、最近はそのように感じないところがあるので、多くの人がそのように感じ始めたらiPhoneというブランドもそこまで通じなくなるのかもしれません。

少なくとも先進国での買い替えが思ったほど進まなかったというのは、消費者が心から欲しいというほどのものを提供できていないのかなと思います。

そうなると、ただ単に古くなったスマホを買い換えるというくらいの需要しかなくなってくるので、性能がほとんど同じで安い機種が他にあればそちらに流れていく可能性が大きくなります。もちろん、いままでiPhoneを使っていたから次もiPhoneを使うということはありますが、安い機種を使っていた人が高いiPhoneに流れてくることは少ないでしょうから、じわじわとiPhoneのシェアが減っていくのかなと思います。

iPhoneのブランド力を維持できたりiPhoneとは別の売れる製品を作れれば今後のアップルは安泰なのでしょうが、スマホのブランド力の維持は大変でしょうし今のところiPhoneの次を担うような製品は出てきていないのでアイスマンとしては今のところアップルの株を買おうと思っていません。

iPhoneという画期的なものを生み出したアップルですので、次にどんなものを作るのかというところに興味はありますから今後の動向は外野から見守っていきたいと思います。

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