アイスマンの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

マスターカード【MA】が2018年第4四半期決算を発表しました。

売上:3,807百万ドル (前年比:+14.9%)
純利益:899百万ドル(前年比:+296%)
1株利益:0.87ドル(前年比:+314%)

マスターカードの2018年10~12月期決算は増収増益でした。カード決済の伸びが貢献しました。

増益の主な要因は前年同期が税制改正の影響で利益が減っていたためですが、一時的な費用を除いた調整後利益は2017年第4四半期の12億800万ドル(1株当たり1.14ドル)から2018年第4四半期は16億1100万ドル(1株当たり1.55ドル)に増加しています。

今後の見通しとしては2019年の調整後の売上は「10%台前半」、調整後の経費増加率が「1ケタ台後半の高い方」としており、2019年から2021年には増収率が「10%台前半」、増益率が「10%台後半」としています。今後もマスターカードは成長を続けると見通しているようです。

マスターカードにしろビザにしろカード会社は今のところ好調で増収増益を続けていますし、キャッシュレス化の流れに乗って今後も増収増益が期待できそうです。ただ、景気後退がくれば消費が減速し決済金額も減るでしょうから、減収減益になるかもしれません。これはキャッシュレス化の流れとどちらの影響が強く出るかということなのでしょうが、程度はわからないもののこれらの影響は相殺されるでしょう。

マスターカードは自社株買いも積極的に行っていて、自社株買いによる1株利益の増加もあることを考えると株価の上昇は今後も期待できそうです。

最後に今月の配当金から四半期ごとの配当金が1株当たり0.25ドルから0.33ドルに32%増加します。

マスターカードは毎年数十%近い増配をしており、過去5年間の四半期ごとの配当金は次の通りで5年間で3倍になりました。

2014年:0.11ドル(前年比+83%)
2015年:0.16ドル(前年比+45%)
2016年:0.19ドル(前年比+19%)
2017年:0.22ドル(前年比+16%)
2018年:0.25ドル(前年比+14%)
2019年:0.33ドル(前年比+32%)

現在の株価水準では配当利回りが0.6%くらいですのでかなり低いですが、今後も業績の成長が続くようであれば同等の増配を今後も続けていってくれるでしょうし、その時には購入金額に対しての配当金も高いものになっていきそうです。

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