アイスマンの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

ジョンソン&ジョンソンが【JNJ】が2019年第2四半期の決算を発表しました。

売上:20,562百万ドル (前年比:-1.3%)
純利益:5,607百万ドル(前年比:+41.8%)
希薄化後1株利益:2.08ドル(前年比:+43.4%)

ジョンソン&ジョンソンの2019年4~6月期決算は減収増益でした。要因は事業売却により売り上げが減ったことと事業売却益があったためです。これらの特殊要因を除いた調整後1株利益は2.58ドルで前年同期から22.9%増加しました。

各セグメント毎の売上は以下のようになっており消費者部門、医薬品部門の売上の伸びが医療機器部門の売上減を相殺した形になりました。
消費者部門:3,544百万ドル(前年比:+1.1%)
医薬品部門:10,529百万ドル(前年比:+1.7%)
医療機器部門:6,489百万ドル(前年比:-6.9%)

また、2019年通期の見通しは売上が808億ドル~816億ドルに上方修正され(4月の決算では804億~812億ドル)ましたが、調整後1株利益は8.53~8.63ドルで維持しました。

決算自体は好調という感じですが、市場は今回の決算の内容よりもベビーパウダーの問題の方に興味があるようで決算発表後も株価は下がっています。

この問題はベビーパウダーに発がん性物質であるアスベストが混入していた可能性を認識しつつ隠ぺいや虚偽の報告を行っていたのではないかというもので、米司法省が捜査を進めていることから場合によっては株価に大きなダメージを与えるかもしれません。

さらにジョンソン&ジョンソンはベビーパウダーの問題で1万件以上の訴訟を抱えていることから、司法省の捜査結果が裁判にも影響を与える可能性はあります。

ジョンソン&ジョンソンはディフェンシブ銘柄として有名ではありますが、訴訟というリスクを抱えておりその結果によって今後も株価が変動するでしょうが、医療機器や医薬品で大手であり、これらの製品がすぐに売れなくなるということは考えられないことから、今後もしっかりと利益を上げてくれると思います。

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