アイスマンの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

ウェルズファーゴ(WFC)の2019年第2四半期の決算が発表されているので確認しておきます。

収入:215.8億ドル (前年比:+0.1%)
純利益:62.1億ドル(前年比:+19.7%)
希薄化後1株利益:1.30ドル(前年比:+32.7%)

ウェルズファーゴの2019年4~6月期は売上はほぼ変わりませんでしたが、コスト削減の効果が出て増益となりました。

コミュニティバンキングとホールセールバンキングの収入は低金利により減少しましたが、コスト削減によりコミュニティバンキングでは利益が26%増の31億ドル、ホールセールバンキングでは6%増の28億ドルとなっています。

金利低下により借り手から支払われる利子と預金者に支払う利息の差である金利収入は2016年の水準まで低下し、純金利マージンは前年同期の2.93%から2.82%に低下しています。7月のFOMCでは利絵下げが示唆されていることを考えると今後も金利収入は厳しいそうですので、コスト削減しか利益が増える要素はなさそうです。

さて、ウェルズファーゴの配当金は次回から1株当たり0.51ドルと6月の配当の0.43ドルから13%引き上げられることが発表されています。

ウェルズファーゴは業績が景気の影響を受けやすいことや、リーマンショックの時には減配をしていることから、連続増配ということはあまり期待できないですが、稼いだ分を株主還元してくれています。

ただ、今後の環境は厳しそうですので、株主還元もそこまで期待できなさそうですね。

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