アイスマンの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

アメリカ商務省から8月の個人消費支出が発表されました。

個人消費は前月比+0.1%となり前月の+0.5%から減速しました。とはいえ、+0.1%という水準は個人消費の鈍化が明確に出たというわけではないので、今後個人消費がどのように推移するかというのが問題になってきそうです。

ただ、個人所得はそこまで減速感はないですので、個人消費が減速したといってもあまり問題のないレベルのように感じます。
個人消費支出【2019年8月】

また、米連邦準備理事会(FRB)が重視する物価指数は前年同月比+1.4%、食品とエネルギーを除いたコア指数は+1.8%となり、昨年の秋以降の物価の鈍化が収まり、コア指数は上昇基調となっています。
PCE物価指数【2019年8月】
もし、このまま上昇して+2%ということになればFRBの利下げ路線は修正を迫られることになりますので、このまま物価が上がっていくかどうかというのはFRBの金融政策を考えるうえで注目です。

FRBは米中貿易戦争等の海外情勢を懸念して利下げを進めているわけですが、アメリカの雇用状況は好調でと物価も上がってきているので、このままの情勢であれば海外情勢を理由に金利を下げるのは難しくなり利上げに傾いていきそうです。

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