グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

アメリカンエキスプレス【AXP】が2019年第4四半期の決算を発表しました。

収入:11,365百万ドル (前年比:+8.5%)
純利益:1,693百万ドル(前年比:-15.8%)
希薄化後1株利益:2.03ドル(前年比:-12.5%)

アメリカンエキスプレスの2019年10~12月期決算は増収減益でした。堅調な個人消費によりカードの使用が増えたことが売り上げ好調の要因です。アメリカンエキスプレスは会員向けのリワードに力を入れておりそれが功を奏したようです。

この結果もあってかカード利用は米国で6%、米国外で4%増えました。

一方で今回の決算では前年同期比で1株利益が12%減っていますが、これは前年に税金による一時的な利益があったために高くなったもので、この影響を除いた1株利益を比較すると、2018年第4四半期の1.74ドルから2.03ドルに増えています。

ですので、減収とはいえ問題はないです。

最後に2020年の見通しですが、為替調整後の売り上げが8~10%増え、1株利益が8.85~9.25ドル(2019年は7.99ドル)となることが発表されています。

まだ今年が始まったばかりなのでこの通りになるかはわかりませんが、見通し通りであれば現在の株価はPERが約15倍というくらいとなります。いままでのアメックスの株価水準と比べると高いので、今の状態でさらに上がるかというと微妙な気がしてしばらくは調整が入るのかなと思いますが、まだしばらくはキャッシュレスの流れが続くと思いますので、成長はしていくのではないかと思います。

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