クレジットカード大手のビザが2020年第1四半期の決算を発表しました。
売上:6,054百万ドル (前年比:+10.0%)
純利益:2,977百万ドル(前年比:+9.9%)
1株利益:1.46ドル(前年比:+12.3%)
ビザの2019年10~12月期決算は増収増益となりました。ただ、決済総額は前年同期比8%伸びたものの顧客へのインセンティブ(カード利用額に応じてカード発行会社などに支払う報酬)が20%増え、空港ラウンジの利用特典や自動車事故に対応するロードサービス、旅行保険など加入者特典を含む営業経費が14%増えるなど、収入よりも増加幅が大きかったことから利益はあまり伸びませんでした。
決済総額の伸びも全世界で8%増とマスターカードの12%増と比べると低いので、あまりよく無い結果だったように思います。
ただ、加入者特典等の経費の伸びが売り上げの伸びよりも多くなったことはマスターカードにもありましたので過度に悲観的になる必要はないと思います。今後も同様の状態が続くようであれば、ビザの高収益な業績もかげりを見せるかもしれませんが、それは今後の推移を見守るしかないですね。
それでも、2020年度の売上見通しは10%台の前半となっており、マスターカードと同様の水準ですから市場としてはそれくらいの成長を今年はしていくと思われます。
ですので、今後も売り上げの成長よりも経費が多くなるかどうかを気にしておく必要はありそうです。スポンサードリンク
売上:6,054百万ドル (前年比:+10.0%)
純利益:2,977百万ドル(前年比:+9.9%)
1株利益:1.46ドル(前年比:+12.3%)
ビザの2019年10~12月期決算は増収増益となりました。ただ、決済総額は前年同期比8%伸びたものの顧客へのインセンティブ(カード利用額に応じてカード発行会社などに支払う報酬)が20%増え、空港ラウンジの利用特典や自動車事故に対応するロードサービス、旅行保険など加入者特典を含む営業経費が14%増えるなど、収入よりも増加幅が大きかったことから利益はあまり伸びませんでした。
決済総額の伸びも全世界で8%増とマスターカードの12%増と比べると低いので、あまりよく無い結果だったように思います。
ただ、加入者特典等の経費の伸びが売り上げの伸びよりも多くなったことはマスターカードにもありましたので過度に悲観的になる必要はないと思います。今後も同様の状態が続くようであれば、ビザの高収益な業績もかげりを見せるかもしれませんが、それは今後の推移を見守るしかないですね。
それでも、2020年度の売上見通しは10%台の前半となっており、マスターカードと同様の水準ですから市場としてはそれくらいの成長を今年はしていくと思われます。
ですので、今後も売り上げの成長よりも経費が多くなるかどうかを気にしておく必要はありそうです。
コメント