アイスマンの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

グーグルの持ち株会社であるアルファベット【GOOGL】が2019年第4四半期の決算を発表しました。

売上:46,075百万ドル (前年同期比:+17.3%)
純利益:10,671百万ドル(前年同期比:+19.3%)
希薄化後1株利益:15.35ドル(前年同期比:+20.2%)

アルファベットの2019年10~12月期は増収増益でした。今回の決算からはYouTubeやクラウド事業の売上が記載されるようになったのですが、それが市場の予想を下回り株価は時間外で下がりました。

セグメント別の売上は以下のようになっておりまして、アルファベットの売上のほとんどが広告という状態に変わりはありません。
20194Qセグメント

広告事業の売上は379億3400万ドル(前年同期比:+17%)で、そのうち、検索等による収入が271億8500万ドル(前年同期比+17%)、YouTubeが47億1700万ドル(前年同期比+31%)でした。

非広告事業は78億7800万ドルで、そのうちクラウド事業が26億1400万ドル(前年同期比+53%)、その他が52億6400万ドル(前年同期比+10%)

アザーベッツといわれる部門が1億7200万ドル(前年同期比+12%)でした。

広告事業の売上の伸びは鈍化しており前年同期比で+17%と昨年の+20%と比べると低くなっています。規模が大きくなってきたからしょうがないといえばそうかもしれませんが、ライバルのアマゾンは広告事業を含むその他部門で売り上げが+41%の伸びをしているところを考えると今後は競争が厳しくなってくるかもしれません。

また、経費も18.5%増と売り上げの伸びを超えていることから、利益の圧迫要因となっています。今回の決算で経費が大きくなった理由は営業部門での大幅採用やデータセンター開設です。るーすぽらっとCFOによると2020年もインフラ関連への投資と採用が一段と増加する見通しとしていますので、今後も費用は膨らみそうです。

とはいえ、売り上げも成長していますのでそこまで悲観的な結果ではなかったと思います。

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