先日エクソンモービルが2019年第4四半期決算を発表しました。
売上:67,173百万ドル (前年同期比:-6.6%)
純利益:5,690百万ドル(前年比:-5.2%)
1株利益:1.33ドル(前年比:-5.7%)
エクソンモービルの2019年10~12月期は減収減益でした。しかもこの利益にはノルウェーの石油事業の売却益37億ドルを含んでいるため、これらの影響を除くと1株利益は0.41ドルと大幅に利益が減っています。
セグメント別での利益は次のようになっており、下流部門とケミカル部門で大幅な減益になっています。
上流部門:6,137百万ドル(前年同期比:+85.2%)
下流部門:898百万ドル(前年同期比:-66.7%)
ケミカル部門:-355百万ドル(前年同期から11億ドル減)
上流部門も売却益があったために増益となっているだけですので、実質的には減益となっているといえます。そして、原油価格が高くないので収益的には厳しい状況は今後も続きそうです。
そして、今回の1株利益は売却益込みで1.33ドル、売却益等を除いて0.41ドルとなっておりエクソンモービルの1四半期ごとの配当金0.87ドルを下回っています。
利益が配当金を下回っている状況がこの1年ほど続いているので、今後も増配が続くかどうか怪しい感じになりつつあるように思います。
利益が伸びればそのような状況も払しょくできるのですが、原油価格が下がっている現状では厳しそうですので、もしかしたら減配が発表される可能性も覚悟しておいた方が良いかもしれません。スポンサードリンク
売上:67,173百万ドル (前年同期比:-6.6%)
純利益:5,690百万ドル(前年比:-5.2%)
1株利益:1.33ドル(前年比:-5.7%)
エクソンモービルの2019年10~12月期は減収減益でした。しかもこの利益にはノルウェーの石油事業の売却益37億ドルを含んでいるため、これらの影響を除くと1株利益は0.41ドルと大幅に利益が減っています。
セグメント別での利益は次のようになっており、下流部門とケミカル部門で大幅な減益になっています。
上流部門:6,137百万ドル(前年同期比:+85.2%)
下流部門:898百万ドル(前年同期比:-66.7%)
ケミカル部門:-355百万ドル(前年同期から11億ドル減)
上流部門も売却益があったために増益となっているだけですので、実質的には減益となっているといえます。そして、原油価格が高くないので収益的には厳しい状況は今後も続きそうです。
そして、今回の1株利益は売却益込みで1.33ドル、売却益等を除いて0.41ドルとなっておりエクソンモービルの1四半期ごとの配当金0.87ドルを下回っています。
利益が配当金を下回っている状況がこの1年ほど続いているので、今後も増配が続くかどうか怪しい感じになりつつあるように思います。
利益が伸びればそのような状況も払しょくできるのですが、原油価格が下がっている現状では厳しそうですので、もしかしたら減配が発表される可能性も覚悟しておいた方が良いかもしれません。
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