グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

2020年4月の雇用統計が米労働省から発表されました。

非農業部門雇用者数:-2050万人(予想:-2200万人)
失業率:14.7%(予想:16.0%)
平均時給:
前年同月比:+7.9%(予想:+3.3%)
前月比:+4.7%(予想:+0.4%)

4月の雇用統計は非農業部門雇用者数と失業率が予想を下回りました。ただ、雇用者数が2000万人ほど減るというのはこの10年で増えた雇用者が消えてしまったことになりますのでかなりの影響が雇用に対して出ているといえます。ちなみに平均時給は大きく上昇していますが、これは低賃金の人が失業したことによるものです。
雇用者数・失業率(2020年4月)

今回の失業者のうち8割は一時的な解雇ということなので、新型コロナウイルスの影響がすぐになくなれば8割の人は職に復帰できるのでしょうが、長引けば一時的な解雇ではなく恒久的な解雇となるので、いつから経済活動が再開されるかというのが問題となってきそうです。

アメリカでは経済活動再開の動きが出てきているところもありますが、経済活動の再開をすれば新型コロナウイルスの再拡大は少なからずあるでしょうからそのバランスをどうとるのかというのが問題になりそうです。

なので、一時的に解雇された人が全員もとの職場に復帰できるとはどうしても考えられません。雇用統計が予想より低かったことから株価は上がりましたが、経済活動が再開して本当に以前のような状態に戻れるかというとかなり怪しいと思います。

未来のことは誰にもわからないので株式市場の想定通りに回復する可能性もありますので、これからの状況を確認して投資をしていくことが必要そうです。

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