グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

ジョンソン&ジョンソンが【JNJ】が2020年第2四半期の決算を発表しました。

売上:18,336百万ドル (前年比:-10.8%)
純利益:3,626百万ドル(前年比:-35.3%)
希薄化後1株利益:1.36ドル(前年比:-34.6%)

ジョンソン&ジョンソンの2019年4~6月期決算は減収減益でした。売り上げ減の原因は不急の手術が先送りされたため医療機器部門の売上が落ちたことです。

セグメント毎の売上は以下の通りで不急の手術の先送りにより医療機器部門が大きく売り上げを落としています。

医療機器部門:4,288百万ドル(前年比:-33.9%)
医薬品部門:10,752百万ドル(前年比:+2.1%)
消費者部門:3,296百万ドル(前年比:-7.0%)

消費者部門での売り上げ減は売上の約3分の1を占めるスキンヘルスがコロナの影響により16%売り上げが減ったのが大きかったです。

大幅に売り上げの減った医療機器部門ですが、売上は4月に底をうってから回復傾向にあります。ただ、1月に発表した見通しと比べると2020年の第3四半期で10~25%減、第4四半期で0~15%減となっていますので、今年中に1月の見通しほどまでは回復しないようです。

全体的には大幅な減益ですがこの4半期の1株利益は1株当たりの配当1.01ドルを上回っているので、減配はまだまだ心配しなくてもよさそうです。

また、通期の業績予想は以下のように上方修正しています。

売上:799億ドル~814億ドル(前回発表:775億ドル~805億ドル)
調整後1株利益:7.75~7.95ドル(前回発表:7.50~7.90ドル)

新型コロナでは多くの企業が影響を受けていますが、ジョンソン&ジョンソンは医療品を扱っているということもあって利益がなくなるほどの影響を受けておらず安定した業績をだしています。

大きく成長をすることは期待できませんが業績が安定しているというのはこのような情勢では安心して株を保有していられますね。

スポンサードリンク

mixiチェック

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット