アメリカンエキスプレス【AXP】が2020年第2四半期の決算を発表しました。
収入:7,675百万ドル (前年比:-29.2%)
純利益:257百万ドル(前年比:-85.4%)
調整後1株利益:0.29ドル(前年比:-86.0%)
アメリカンエキスプレスの2020年4~6月期は大幅な減収減益でした。カード利用の減少に加えて、貸倒引当金などの信用コストが前年の8億6100万ドルから15億5500万ドルと大幅に増加したことが影響しました。
売上が約30%減ったことにより2016年第3四半期の売上と同じくらいまで減少しました。キャッシュレス決済の普及もあってこれまで好調だったこともありますが、この4年間の売上の増加が一瞬にしてなくなったというのは大きいです。
年会費や金利収入は安定した収入となっていますが、カード手数料は39%減っています。原因は新型コロナがあって外出が規制された結果、カードを使う機会が減った影響です。
そのため外出ができるようになってきたこともあって前年比の売上成長率は4月を底に回復途上にあります。
このまま回復してくれれば、第2四半期で底を打ったということにはなるのでしょうが、コロナの感染はまだ終息していないので、感染の再拡大によってロックダウンが再度行われればこの程度の売上になることは想定しておかないといけなさそうです。
その時に信用コストがどの程度になるかによって赤字になるかはわかれそうですが、今回のレベルで収まってくれるのであればぎりぎり黒字は確保されそうです。スポンサードリンク
収入:7,675百万ドル (前年比:-29.2%)
純利益:257百万ドル(前年比:-85.4%)
調整後1株利益:0.29ドル(前年比:-86.0%)
アメリカンエキスプレスの2020年4~6月期は大幅な減収減益でした。カード利用の減少に加えて、貸倒引当金などの信用コストが前年の8億6100万ドルから15億5500万ドルと大幅に増加したことが影響しました。
売上が約30%減ったことにより2016年第3四半期の売上と同じくらいまで減少しました。キャッシュレス決済の普及もあってこれまで好調だったこともありますが、この4年間の売上の増加が一瞬にしてなくなったというのは大きいです。
年会費や金利収入は安定した収入となっていますが、カード手数料は39%減っています。原因は新型コロナがあって外出が規制された結果、カードを使う機会が減った影響です。
そのため外出ができるようになってきたこともあって前年比の売上成長率は4月を底に回復途上にあります。
このまま回復してくれれば、第2四半期で底を打ったということにはなるのでしょうが、コロナの感染はまだ終息していないので、感染の再拡大によってロックダウンが再度行われればこの程度の売上になることは想定しておかないといけなさそうです。
その時に信用コストがどの程度になるかによって赤字になるかはわかれそうですが、今回のレベルで収まってくれるのであればぎりぎり黒字は確保されそうです。
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