アイスマンの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

3M【MMM】の2020年第2四半期の決算を発表されていますので確認しておきます。

売上:7,176百万ドル (前年比:-12.2%)
純利益:1,290百万ドル(前年比:+14.4%)
1株利益:2.22ドル(前年比:+15.6%)

3Mの2020年4~6月期決算は減収増益でした。3Mは「N95」マスクを生産している会社です。ただ、マスクの需要が増えたものの、感染拡大により在宅勤務が増えた結果、オフィス用品や産業用品の需要が減少したほか、歯科医院などの休業でオーラルケア用品の売上が減少しました。

セグメント毎の売上はすべての部門で減少しています。特に輸送・電子機器部門の売上が20%減少しており影響が大きかったです。

セーフティ・工業部門:26億6800万ドル(前年同期比-9.2%)
輸送・電子機器部門:19億3870万ドル(前年同期比-20.9%)
ヘルスケア部門:18億2500万ドル(前年同期比-0.3%)
消費者部門:12億3800万ドル(前年同期比-6.2%)

売上については回復しつつあるようで7月の売上は前年の同時期を上回っているということです。新型コロナの感染が先に終息している中国では4~6月期の売上が調整後で3%増えているということですので、コロナの影響がこれから出てこなければ業績は回復していきそうです。

ただ、新型コロナ感染拡大による先行き不透明感から2020年の業績見通しは公表していませんので、まだ楽観はできなさそうです。ただ、コロナの影響が大きいと思われる4~6月でもきちんと利益を出せているのでこれからも安心して持っていられそうです。

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