P&G【PG】の2020年第4四半期決算発表からだいぶたっていますが記録のために決算について書いておきます。

売上：17,698百万ドル　（前年比：＋3.5%)
純利益：2,800百万ドル
希薄化後1株利益：1.07ドル

P&Gの2020年4~6月期は洗剤などの販売が好調で増収となりました。前年同期はジレットの評価損を計上していたため赤字となっていましたので、一時的な費用を除いた調整後の1株利益を比較すると、昨年の1.10ドルから1.16ドルに5%増えています。

セグメント毎の業績を確認するとコロナで引きこもり生活になった影響もあってカミソリ（Grooming)部門は大きく売り上げを減らしています。一方で洗剤などは買いだめの需要などもありファブリック&ホームケアは大きく売り上げを伸ばしています。

2021年度の見通しは売上が1~3%増の7166億～7308億ドル、1株利益が6~10%増えて5.25~5.46ドルとしていますので、コロナの影響を受けず安定して成長しています。

コロナの影響を受けている会社が多い中でP&Gは安定して稼げていますので株主としては安心感がありますね。景気回復で大きく成長することは期待できない分だけ、このような状態でも利益を上げてくれるのがP&Gの強さだと思いますので、今後も保有し続けたいと思います。

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