グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

ウォルマートが第2四半期の決算を発表しました。

売上:137,742百万ドル (前年比:+5.6%)
純利益:6,439百万ドル (前年比:+75.0%)
希薄化後1株利益:2.27ドル (前年比:+80.2%)

ウォルマートの2019年5~7月期は増収増益となりました。ステイホームで家にいる時間が長くなったことから生鮮食品や日用品だけでなく衣料品やテレビやパソコンなど多くの商品が好調でした。

アメリカでの売り上げは9.5%増の933億ドルとなり、その中でもネットの売上は97%増と急増しました。ただ、アメリカについては政府による1200ドルの現金支給があったためで、第2四半期の終盤には既存店売上が通常通りに戻ったとのことですので、今後は何も起こらなければ通常通りの売上となると思われます。

一方で海外の売上は6.8%減の272億ドルとなっています。これはインドやアフリカや中央アメリカにて政府による外出制限がなされたことが大きく影響しました。

ただ、インドのフリップカートの再開後の取引量はCOVID-19以前のレベルまで戻っているということなので過度な心配はいらないかもしれません。

ウォルマートの今期の業績見通しは新型コロナの影響で不透明とのことより見送られました。

今後の新型コロナウイルスの影響はわかりませんが、秋冬には感染が大きく広がると考えられているので経済的な被害が大きくなる可能性はあります。

ただ、フィリピンでは経済的な理由もあり外出制限は緩和されていますので、経済的な理由で大規模な外出自粛は今後はできず、部分的に外出自粛がなされる可能性の方が高くなっていくのではと思います。

その場合には各国のGDPが4~6月ほど大幅に減少するとまではいかないかもしれませんが、感染拡大の状況しだいですのでワクチンが開発されるまでは将来の不透明感は続きそうです。

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