アイスマンの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

グーグルの持ち株会社であるアルファベット【GOOGL】が2019年第3四半期の決算を発表しました。

売上:46,173百万ドル (前年同期比:+14.0%)
純利益:11,247百万ドル(前年同期比:+59.1%)
希薄化後1株利益:16.40ドル(前年同期比:+62.1%)

アルファベットの2019年7~9月期決算は増収増益となりました。主力の広告収入が回復したことにより収入がコロナ前の水準まで回復しました。

セグメント毎の売上は次のようになっていまして、ほぼ広告収入がアルファベットの収入です。
20203Qセグメント
広告事業の売上は370億9500万ドル(前年同期比+9%)で、そのうち、検索等による収入が263億3800万ドル(前年同期比+6%)、YouTubeが50億3700万ドル(前年同期比+32%)、アフィリエイト広告にかかわる「Google network member's properties」が57億2000万ドル(前年同期比+9%)でした。

また、最近売り上げが成長しているクラウド事業は34億4400万ドル(前年同期比+45%)となり、グーグルのその他の事業は54億7800万ドル(前年同期比+35%)でした。


売上の推移は次の通りでコロナで減った収入が回復しています。
20203Q売上推移
7~9月は新型コロナの影響が比較的落ち着いていたので各社が広告を打つ需要が増え、アルファベットの業績につながったものと思われますが、フランスが再びのロックダウンになるなどヨーロッパでは再びコロナの影響が出始めています。

コロナの影響でまた今年の春のような状態になれば広告主にとっても大きな打撃となり、アルファベットの業績への影響が考えられます。

ある程度コロナに対しての対処法はわかってきたので春のような状態にまで行くかはわかりませんが、コロナの影響はまだまだ不透明です。もし、コロナが猛威を振るうようなことになればアルファベットに対しても大きく影響してきますので、状況を注視していく必要がありそうです。

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