グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

2020年10月の雇用統計が米労働省から発表されました。

非農業部門雇用者数:+63.8万人(予想:+60.0万人)
失業率:6.9%(予想:7.7%)
平均時給:
前年同月比:+4.5%(予想:+4.6%)
前月比:+0.1%(予想:+0.2%)
雇用者数・失業率(2020年10月)
10月の雇用統計の結果は予想より良い値となり、非農業部門雇用者数は63.8万人増、失業率は前月から1%低くなって6.9%となりました。

政府支援の打ち切られた航空会社が人員削減を行っていたりと人員削減を進める会社があるものの全体として雇用者数が増えているというのは良い傾向ですね。

アメリカの雇用は新型コロナの影響を受けて失業率が4月に15%ほどまで高くなりましたがその後は順調に低下しています。ただ、コロナ前の水準からは依然として雇用者数は1000万人ほど少ない状態です。

そして、コロナの感染者数が現在増えている状況なので今後は飲食やサービス業などでの雇用増加は見込みづらいかもしれません。
コロナ新規感染者数アメリカ(~20201106)

ただ、1日当たりの感染者数は増えているものの死亡者数は増えていないということは大きいように思います。

春には感染者の増加に伴い死者数も増えていきましたが、現在は1日当たりの感染者数が春よりもかなり多いのにも関わらず死者数は春のピーク時を超えていません。

まぁ、検査の数が増えて感染者が多く見つけられるようになったとか、コロナ感染者に対しての処置の仕方がわかってきたとか、設備が整ってきたということがあると思うので単純に春の状態と比較するということはできませんけど。

それでも、コロナにかかっても死ぬ可能性が以前考えていたほど高くないということは重要なことと思います。

死者数がそこまで増えていないのであれば、ロックダウンをせずに経済を回すことができるということですからそのまま経済を回すという選択肢もあります。その場合でも、感染者数が増えすぎて医療の限界を迎えれば春のようにはなるのでどこかでストップがかかる可能性はありますから注意はしておかないといけませんが。

実際にどのような対応がとられるかはわかりませんが、現状では春のようなロックダウンを行うといったコロナ感染対策は今後は取られず経済も回るように少しゆるめのコロナ感染対策という程度で行われるのではないかと思います。

冬になると感染者数が増えるといわれているので、今後どのようになっていくかはわかりませんがコロナによる死者数はそこまで心配するほどではないのかなと思っています。むしろ経済をどのようにして回復させていくかの方が重要な問題となると思います。

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