約2週間前に発表されている3M【MMM】の2020年第3四半期の決算を確認しておきます。
売上:8,350百万ドル (前年比:+4.5%)
純利益:1,413百万ドル(前年比:-10.7%)
希薄化後1株利益:2.43ドル(前年比:-10.7%)
3Mの2020年7~9月期決算は増収減益でした。売り上げは伸びたものの販管費などが増えたために利益は減りました。
セグメント毎の売上は新型コロナウイルスの影響を受けて個人用防護具などの売上が増えたセーフティ・工業部門などが伸びましたが輸送・電子機器部門は減少しました。
セーフティ・工業部門:30億2400万ドル(前年同期比+6.9%)
輸送・電子機器部門:23億1400万ドル(前年同期比-7.4%)
ヘルスケア部門:21億6000万ドル(前年同期比+25.5%)
消費者部門:14億1700万ドル(前年同期比+5.6%)
地域別の売上はアメリカが7.7%増、アジア太平洋が0.6%減、ヨーロッパ・中東・アフリカが4.4%増となっておりアジア太平洋を除いて比較的好調でした。
とはいえ、ヨーロッパでは新型コロナの感染が拡大して都市封鎖をしているところもあるので新型コロナの影響から回復しているとは言い切れません。
そして、関連産業の今後は不透明との理由で通期の見通しは発表されませんでした。
これから冬になると新型コロナの感染者数は増えていく可能性は高いといわれていますので、今年の春ほどまではいかなくてもなにかしら感染対策が講じられる可能性はあると思います。それがどの程度の規模のものなのかは予測できませんが、各地でどれくらい感染者が出ていてどのような対策が取られているかは確認しておいたほうが良いかもしれませんね。スポンサードリンク
売上:8,350百万ドル (前年比:+4.5%)
純利益:1,413百万ドル(前年比:-10.7%)
希薄化後1株利益:2.43ドル(前年比:-10.7%)
3Mの2020年7~9月期決算は増収減益でした。売り上げは伸びたものの販管費などが増えたために利益は減りました。
セグメント毎の売上は新型コロナウイルスの影響を受けて個人用防護具などの売上が増えたセーフティ・工業部門などが伸びましたが輸送・電子機器部門は減少しました。
セーフティ・工業部門:30億2400万ドル(前年同期比+6.9%)
輸送・電子機器部門:23億1400万ドル(前年同期比-7.4%)
ヘルスケア部門:21億6000万ドル(前年同期比+25.5%)
消費者部門:14億1700万ドル(前年同期比+5.6%)
地域別の売上はアメリカが7.7%増、アジア太平洋が0.6%減、ヨーロッパ・中東・アフリカが4.4%増となっておりアジア太平洋を除いて比較的好調でした。
とはいえ、ヨーロッパでは新型コロナの感染が拡大して都市封鎖をしているところもあるので新型コロナの影響から回復しているとは言い切れません。
そして、関連産業の今後は不透明との理由で通期の見通しは発表されませんでした。
これから冬になると新型コロナの感染者数は増えていく可能性は高いといわれていますので、今年の春ほどまではいかなくてもなにかしら感染対策が講じられる可能性はあると思います。それがどの程度の規模のものなのかは予測できませんが、各地でどれくらい感染者が出ていてどのような対策が取られているかは確認しておいたほうが良いかもしれませんね。
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