グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

P&G【PG】が2021年第2四半期の決算を発表しました。

売上:19,745百万ドル (前年比:+8.3%)
純利益:3,887百万ドル(前年比:+3.8%)
1株利益:1.47ドル(前年比:+4.3%)

P&Gの2020年10~12月期の決算は増収増益でした。新型コロナウイルスの感染拡大によって消毒や巣ごもり関連商品の売り上げが伸びたことで、洗剤・家庭用品部門の売り上げが前年同期比12%増となるなど好調でした。

セグメント別では前述の洗剤・家庭用品部門の売り上げが+12%・利益が28%伸びたほかには、ヘルスケア部門の売り上げ+9%となるなど全部門で売り上げ・利益を伸ばしており好調でした。特に家の掃除や消毒の需要があったことからホームケア製品は売り上げが30%増えたようです。
セグメント20202Q
P&Gはコロナウイルス感染拡大による影響をよい方向に受けたこともあり通期の業績見通しを上方修正しており、売り上げが5~6%増(前回発表:3~4%増)、調整後一株利益が8~10%増(前回発表5~8%増)となっています。

ただ、「ワクチンの普及に伴ってこれまでの勢いは鈍る可能性がある」というP&G幹部の指摘によって決算後の株価は軟調です。

ここのところの2四半期は売り上げが前年同期比で8%増えていましたが、日用品の売り上げが大きく成長していくというのはそこまで期待できないですからこれまでの売り上げの伸びが良すぎたということでしょうね。

P&Gはディフェンシブ銘柄ですので、成長を期待してではなく、景気後退時の堅実さを求めていると思います。なので、株価が下がっていくなら安く買えるようになり次の株価下落局面では資産の減少を抑えてくれ銘柄になってくれると思います。

ただ、これからしばらく景気がよくなっていくならほかの銘柄と比べて株価が上がっていくことは期待できないのが辛いところですね。

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