アイスマンの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

少し前のことですがペプシコが2021年第1四半期決算を発表しましたので、確認をしておきたいと思います。

売上:14,820百万ドル (前年同期比:+6.8%)
純利益:1,714百万ドル(前年同期比:+28.1%)
1株利益:1.24ドル(前年同期比:+29.2%)

ペプシコの2021年1~3月期決算は増収増益でした。

セグメント毎の売上は以下の通りです。ラテンアメリカやヨーロッパで売り上げを落としていますが、そのほかは順調に伸びています。

北米フリトレー:42億3600万ドル(前年同期比+4.0%)
北米クエーカーフーズ:6億4600万ドル(前年同期比+1.9%)
北米飲料:50億7400万ドル(前年同期比+4.9%)
ラテンアメリカ:12億4200万ドル(前年同期比-5.2%)
ヨーロッパ:17億9500万ドル(前年同期比-2.4%)
アフリカ・中東・南アジア:8億8300万ドル(前年同期比+39.9%)
アジア・太平洋・オセアニア:9億4400万ドル(前年同期比+70.1%)
20211Qsegment売上

そして営業利益は以下の通りです。
利益の50%をスナック菓子のフリトレーがしめている状況に変わりありません。

北米フリトレー:12億4000万ドル(前年同期比+3.2%)
北米クエーカーフーズ:1億5000万ドル(前年同期比+0.0%)
北米飲料:3億6600万ドル(前年同期比+23.2%)
ラテンアメリカ:2億1800万ドル(前年同期比-5.6%)
ヨーロッパ:1億3100万ドル(前年同期比-10.3%)
アフリカ・中東・南アジア:1億3800万ドル(前年同期比+3.0%)
アジア・太平洋・オセアニア:2億800万ドル(前年同期比+46.5%)
20211Qsegment営業利益

ペプシコは利益の50%がスナック菓子から得ているので、スナック菓子の売り上げが落ちなければ安泰という感じです。そして、新型コロナの影響を他の企業は受けていますがスナック菓子は家で食べられていることもあってペプシコは影響をほとんど受けず安定していて良い感じですね。

安定しているということは景気の良いときは利益があまり伸びていかないということではありますが、景気が悪くなったときに落ち込みが小さいということでもありますので、ポートフォリオでの緩衝材的にはとてもありがたい存在です。

これからコロナの影響を乗り越えていくときにはあまり業績の伸びは期待できませんが、これからも安定して利益を上げ、株主還元してくれると思います。

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