マスターカード【MA】が2021年第1四半期決算を発表しました。
売上:4,155百万ドル (前年比:+3.6%)
純利益:1,828百万ドル(前年比:+8.0%)
1株利益:1.83ドル(前年比:+8.9%)
マスターカードの2021年1~3月期決算は増収増益となりました。コロナの影響を受けている国境を越える取引が相変わらず減少していますが、決済量は増えたことで増収となりました。
マスターカードの決済額は8%増の1.7兆ドルとなりました。アメリカでの伸びが14%と大きくなっており、特にデビット・プリペイドの決済額が26%増と大きく増えました。これは給付金の影響が大きいと思いますので、継続はしないと思われます。
一方で、国境を越える決済は17%減少しました。新型コロナの影響のなかった2019年と比べるとおおよそ20%少ない状態です。これは海外旅行ができなくなったことが大きく影響していますので、ワクチンが行き渡って海外渡航の制限が無くなる日を待つしかなさそうです。
ただ、マスターカードの収入は2019年の1~3月よりも増えていますので、業績としては回復していますし、これからまた成長をしていくと思います。
費用面については4~6月にはデータとサイバーセキュリティに絡む費用が増えることで費用の増加率が30%となるとしていますので、次の決算では費用が重くなってきそうです。
また、仮想通貨事業について6月までにローンチする計画があるとしていますので、仮想通貨関連で今後は動きがありそうです。
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売上:4,155百万ドル (前年比:+3.6%)
純利益:1,828百万ドル(前年比:+8.0%)
1株利益:1.83ドル(前年比:+8.9%)
マスターカードの2021年1~3月期決算は増収増益となりました。コロナの影響を受けている国境を越える取引が相変わらず減少していますが、決済量は増えたことで増収となりました。
マスターカードの決済額は8%増の1.7兆ドルとなりました。アメリカでの伸びが14%と大きくなっており、特にデビット・プリペイドの決済額が26%増と大きく増えました。これは給付金の影響が大きいと思いますので、継続はしないと思われます。
一方で、国境を越える決済は17%減少しました。新型コロナの影響のなかった2019年と比べるとおおよそ20%少ない状態です。これは海外旅行ができなくなったことが大きく影響していますので、ワクチンが行き渡って海外渡航の制限が無くなる日を待つしかなさそうです。
ただ、マスターカードの収入は2019年の1~3月よりも増えていますので、業績としては回復していますし、これからまた成長をしていくと思います。
費用面については4~6月にはデータとサイバーセキュリティに絡む費用が増えることで費用の増加率が30%となるとしていますので、次の決算では費用が重くなってきそうです。
また、仮想通貨事業について6月までにローンチする計画があるとしていますので、仮想通貨関連で今後は動きがありそうです。
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