2021年4月の雇用統計が米労働省から発表されました。
非農業部門雇用者数:+26.6万人
失業率:6.1%
平均時給:
前年同月比:+0.3%
前月比:+0.7%
非農業部門雇用者数は予想(98万人)を大きく下回る26万6000人増でした。コロナの影響を受けていた娯楽・接客で33万人増と大きく伸びましたが、半導体などの部材供給が制約されたことを受けて製造業で1万8000人減るなどあまり雇用者数は伸びませんでした。
そして2月の非農業部門雇用者数は53万6000人増(前回は46万8000人増)に、3月の非農業部門雇用者数は77万人増(前回は91万6000人増)にそれぞれ修正されています。
非農業部門雇用者数はコロナの影響で大きく減少した後は少しずつ回復していますが、コロナ前の人数と比べてまだ820万人少ない状態です。また、失業率は前月の6.0%から0.1%大きくなり6.1%となっていますが、これは労働市場に人が戻ってきていることによるものです。
今回の雇用統計では市場の予想より弱い結果でしたが、アメリカではワクチンの接種に伴って生活がコロナ前の状態に戻りつつあるので、今後は労働市場は回復していくと思います。ですので、悲観的な状態では無いと思いますし、今回の結果が予想より弱かったことでFRBによる金融緩和もまだ続くことが期待でき株価に対しては良い感じではないかと思います。
ただ、インフレについては懸念がされますので、物価の過度な上昇に注意を払いつつ投資をしていかないといけないと思います。スポンサードリンク
非農業部門雇用者数:+26.6万人
失業率:6.1%
平均時給:
前年同月比:+0.3%
前月比:+0.7%
非農業部門雇用者数は予想(98万人)を大きく下回る26万6000人増でした。コロナの影響を受けていた娯楽・接客で33万人増と大きく伸びましたが、半導体などの部材供給が制約されたことを受けて製造業で1万8000人減るなどあまり雇用者数は伸びませんでした。
そして2月の非農業部門雇用者数は53万6000人増(前回は46万8000人増)に、3月の非農業部門雇用者数は77万人増(前回は91万6000人増)にそれぞれ修正されています。
非農業部門雇用者数はコロナの影響で大きく減少した後は少しずつ回復していますが、コロナ前の人数と比べてまだ820万人少ない状態です。また、失業率は前月の6.0%から0.1%大きくなり6.1%となっていますが、これは労働市場に人が戻ってきていることによるものです。
今回の雇用統計では市場の予想より弱い結果でしたが、アメリカではワクチンの接種に伴って生活がコロナ前の状態に戻りつつあるので、今後は労働市場は回復していくと思います。ですので、悲観的な状態では無いと思いますし、今回の結果が予想より弱かったことでFRBによる金融緩和もまだ続くことが期待でき株価に対しては良い感じではないかと思います。
ただ、インフレについては懸念がされますので、物価の過度な上昇に注意を払いつつ投資をしていかないといけないと思います。
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