主要企業の経営側と労働組合側が意見を交わす労使フォーラムが開かれ、春闘が事実上開始しました。

安倍総理が3%の賃上げを求めたり、経団連が3%を数値目標にするなど、今年の春闘でどれだけ賃金が上がるかというのが注目されています。

厚生労働省が発表している民間主要企業春季賃上げ集計によると、ここ14年の賃上げは下の図のようになっており、最高の賃上げだったのは2015年の2.38%で3%には全くとどきそうにありません。

むしろ、アベノミクスによって賃上げに勢いが出るまでの12年間（2002年～2013年）は1%台でした。3%の賃上げをしたのは1994年で、もし今年3%の賃上げをできれば24年ぶりになります。まあ、できないでしょうけどね。

昇給が今までで最高とかになれば社会の雰囲気も変わってくるのではないかと思うので、経営者の方にはできるだけ賃上げをするようにしてもらいたいものです。

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