アイスマンの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

1月30日にファイザー【PFE】が2017年第4四半期の決算を発表しました。

売上:13,703百万ドル (前年比:+0.6%)
純利益:12,274百万ドル(前年比:+1583%)
1株利益:2.02ドル(前年比:+1553%)

純利益が15倍になっていますが、税制改正による特別利益を113億4000万ドル計上したためです。

調整後の一株利益は0.62ドルと昨年の0.47ドルから32%増加しました。

2018年の業績については売り上げが535億~555億ドル、調整後一株利益が2.90~3.00ドルとの予想を発表しました。(2017年は売上が525億ドル、調整後一株利益が2.65ドル)

また、今後5年間で米国内に50億ドルを投じることや、海外資金を米国内に還流するために今後8年間で約150億ドルの税金を払う方針であることが発表されています。

株主還元策については、配当金を0.34ドルに配当金を引き上げる(6%の増配)ことと50億ドルの自社株買いを行い、あわせて約130億ドルの株主還元を2018年は行う方針であることが発表されました。

ファイザーはリーマンショックの時に減配をしているので、増配年数は8年とあまり長くありません。とはいえ、現在では減配前の水準まで配当金が回復してきており、今回の増配の発表でリーマンショック前の水準を超えたことになります。

今後、増配年数をどこまで伸ばしていけるかは、製薬会社である限りはどこまで良い薬を作れるかということになりますが、ここ最近はM&Aで伸びてきているので経営者次第となりそうです。

スポンサードリンク

mixiチェック

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット