グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

金曜日に雇用統計の発表がありました。

非農業部門雇用者数:31万3000人増
失業率:4.1%
平均時給:2.6%増

非農業部門雇用者数は予想の20万人よりも大きく、失業率も4.1%と横ばいでした。これは労働参加率が上がったためで、1月と同じ労働参加率だった場合には2月の失業率は3.7%まで下がるほどでした。

2月の株価下落の原因となった平均時給は2.6%増となり、前月の2.8%増から鈍化しました。

2月の株価下落は時給が予想以上に上がっていたため、インフレを懸念したFRBが利上げペースの上昇を加速すると懸念されたためですので、時給の伸びが鈍化すれば利上げペースが加速する懸念は後退したことになります。これを受けて金曜日の株価はダウ平均、S&P500といった指標が上昇しました。

2月は平均時給の伸びが鈍化したとはいえ、失業率は低い状態ですので労働需給のひっ迫によって、今後、賃上げが加速するという可能性はあります。それがいつ起こるかはわかりませんし起こらないかもしれませんが、起こったときには利上げペースの加速により、株価下落するでしょう。そのため、今後も雇用統計の結果には注意を払っていく必要があると思います。

スポンサードリンク

mixiチェック

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット