グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

アメリカはインフレを気にするくらい経済が好調ですが、日本の物価はどうなのでしょうか。

本日、総務省が2月の消費者物価指数を発表しました。
全国消費者物価指数2018年2月

総合指数:101.3(前年同月比+1.5%)
生鮮食品を除く総合:100.6(前年同月比+1.0%)
生鮮食品及びエネルギーを除く総合:100.8(前年同月比+0.5%)
(指数は2015年を100とした時の値です。)


変動の激しい生鮮食品を除く総合は14か月連続で上昇となりました。

また、生鮮食品を除く総合では前年同月比+1.0%となり、消費税増税の影響を除けば3年半ぶりの上昇率となりました。

上昇に大きく寄与したのは原油高によって値段の上がったエネルギー関連で、指数全体を0.51ポイント押し上げました。

その他には中国の春節や訪日外国人の増加による宿泊費、平昌オリンピックによる外国パック料金の上昇がありましたが、平昌オリンピックによる影響は一時的なものなので、旅行関連の物価上昇には一時的な要因を含んでいることに注意が必要です。

とはいえ、生鮮食品を除く総合指数は上昇基調であり、日銀はこの指数を2%の上昇にしようとしていますので、今後も物価が上昇することを想定していく必要があると思います。

そのため、今後はお金を銀行に預けているだけでは預金の価値が目減りする可能性があることを頭に入れておく必要があります。

今の銀行の預金金利はネット銀行の定期預金でも0.02%ですから、年間1%の物価上昇には到底ついていけません。

もし、1%の物価上昇が10年続けば約10%分もお金の価値が下がることになります。

預金の一部を株式購入に充てるなど物価上昇に対抗する方法を検討しておく必要があります。

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