グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

アメリカの中国製品への関税に対して、中国は報復を行うことを表明していますが、その選択肢の中に米国債購入額を減らすというものがあります。

中国は1月末時点で1兆1700億ドルの米国債を持つ最大の米国債保有者です。

そんな最大の投資家が米国債の購入量を減らすとなると、アメリカの金利が上がりアメリカ経済の足を引っ張る可能性があります。

中国が「米国債カード」を持ち出したことにより、明日からの米国債市場は不安定となることが予想されます。

米国株市場は貿易戦争懸念で下がっていますが、米国債市場が不安定となることで、株式市場にさらなる下落圧力がかかることが考えられます。

とはいえ、中国としても米国債の利回りが上がることで中国国内から資本流出することは避けたいですので、米国債カードを切るとしても慎重に行うはずです。

ですので、米国債市場への影響はあまりないとは思います。

ただ、トランプ大統領が今後さらに中国を刺激して、貿易戦争が本当に起これば中国も本気になると思いますので、今後もトランプ大統領が市場のリスクとなりそうです。

スポンサードリンク

mixiチェック

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット