グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

3M【MMM】が2018年第1四半期の決算を発表しました。

売上:8,278百万ドル (前年比:+7.7%)
純利益:602百万ドル(前年比:-54.5%)
1株利益:0.98ドル(前年比:-54.6%)

3Mの2018年1-3月期決算は増収減益でした。

税制改革や訴訟関連費用が重しとなりました。

税制改革によって2億1700万ドル(1株当たり0.36ドル)、訴訟関連で8億9700万ドル(1株当たり1.16ドル)の費用がかかったため、これらの影響を除いた調整後1株利益は2.50ドルでアナリスト予想と一致しました。

今回の決算では売上が+7.7%となったものの、一部で需要の減速がみられるとして2018年通期の見通しを下方修正して売上高は為替変動を除いた実質で3-4%増、調整後1株利益は下方修正し10.2-10.55ドルになる見通しとしています。

今回の下方修正は軽微だったものの、まだ第一四半期であることから、今後さらに影響が大きくなっていくことが懸念され、昨日は株価が約7%ほどさげました。

とはいえ、一時的な費用を除いた今期の調整後1株利益2.50ドルは昨年同期の2.16ドルから16%ほど高くなっていますので、過度に心配するほどではないように思います。

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