アイスマンの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

コカコーラ【KO】が2018年第1四半期決算を発表しました。

売上:7,626百万ドル (前年同期比:-16.4%)
純利益:1,368百万ドル(前年同期比:+15.7%)
1株利益:0.32ドル(前年同期比:+18.5%)

コカコーラの2018年1-3月期決算は減収増益でした。特殊要因を除いた1株利益は0.47ドルで予想より0.01ドル多かったです。

売上が16%減少していますが、これは利益率の低いボトリング事業を再フランチャイズ化しているためです。

このボトリング事業の再フランチャイズ化が終わるまでは売上は減っていきますが、利益率は改善していくはずです。実際今回の決算でも営業利益率が昨年の21.5%から23.7%に上昇しています。

買収や為替相場の影響を除いた売上は5%の増加、数量では3%の増加となりました。

数量ベースでは炭酸飲料が4%、ジュース・乳製品・植物性飲料が3%、水やスポーツドリンクが1%、お茶・コーヒーが5%増加しており、炭酸飲料、お茶、コーヒーが売り上げの増加に寄与しました。

今回の決算では売上、利益が予想よりも高くなりましたが、今月からイギリスで砂糖税が導入されたことアメリカでの輸送コストの増加により第2四半期の業績に重しと見通しであることが発表されており、今後の利益については不透明な部分も多いです。

今後のコカコーラの売り上げの伸びは小さいでしょうが、今後も世界的に飲まれ続けていくと思うので売り上げについてはあまり気にすることはないかと思います。ただ、費用面で利益が減る可能性がありますので、費用の増加と費用の増加を価格に転嫁できているかというところを気にしていく必要はありそうです。

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