アイスマンの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

米中貿易戦争の懸念が後退したことで、21日のダウ平均は上昇しました。

ムニューシン長官の発言では
中国がアメリカの貿易赤字削減に取り組んでいる間は、幅広い輸入品に関税を課すことを棚上げすることで中国側と合意したとのことです。

中国はアメリカから農産物やエネルギーの輸入を増やす予定で、農産物は35~40%増やすことを約束したそうです。

これでひとまず米中貿易戦争は後退しましたが、あくまで「関税を課すことを棚上げした」だけですし、棚上げについては共同声明に明記されませんでしたので、今後も貿易戦争が起こる可能性はあります。

アメリカも中国も貿易戦争をすれば国内経済に影響がありますから、貿易戦争を望んでいないはずです。

しかし、アメリカでは今年11月に中間選挙があり、そこで有利に戦うために中国側へ貿易赤字削減を強硬にせまり、中国側がそれに反発すれば、貿易戦争懸念は再来する可能性があります。

今回、関税を棚上げで合意した背景には米朝会談を成功させたかったからという観測がありますので、米朝会談が成功すれば、米中貿易摩擦は再び起こるかもしれません。逆に、米朝会談が失敗して北朝鮮問題でアメリカと中国が協力する必要がある状態になれば、貿易摩擦はしばらく棚上げされると思います。

今後のことはわかりませんが、とりあえずは11月のアメリカ中間選挙までにある程度の動きがあるかと思います。

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