グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

ウォルマートが2019年度第4四半期決算を発表しました。

売上:138,793百万ドル (前年比:+1.9%)
純利益:3,687百万ドル(前年比:+69.5%)
1株利益:1.27ドル(前年比:+74.0%)

ウォルマートの2018年11月~2019年1月期決算は増収増益でした。

アメリカの個人消費の好調さを反映して米既存店売上高が+4.2%と9年ぶりの伸びを記録しました。また、Eコマースの売上も+43%増と40%台の成長を維持しました。

これで米既存店売上高は18四半期連続の増加となっています。しかし、Eコマース事業や輸送コストの上昇により粗利益率は7四半期連続で落ちています。

売上が伸びているので粗利益率の減少はそこまで気にならないですが、いつ利益率の低下が止まるのかというところは気になるところです。

今後の見通しとして、2020年1月期は1株利益の伸び率が1ケタ台前半の減少となる見通しと発表されています。ただし、昨年買収したインドのEコマース大手フリップカートの買収の影響を除いた1株利益は1ケタ台前半の増加となるようです。

また、売上高は少なくとも3%の増加となり、うちウォルマートUSが2.5~3%増、サムズクラブが+1%、ウォルマートインターナショナルが+5%、ウォルマートUSのEコーマースは+35%になる見通しです。

売上が上がる中で利益は上がらないという見込みなのであまりよい見通しとはいえませんが、Eコマースが順調に成長していることを考えるとウォルマートに対してそこまで悲観的になる必要はないのかなと思います。

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