グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

ペプシコが2019年第4四半期決算を発表しましたので、確認をしておきたいと思います。

売上:20,640百万ドル (前年同期比:+5.7%)
純利益:1,766百万ドル(前年同期比:-74.2%)
1株利益:1.26ドル(前年同期比:-73.9%)

ペプシコの2019年10~12月期決算は増収減益でした。諸項目を除く1株利益は1.45ドルで前年同期より2.5%減りました。

セグメント毎の売上は全セグメントで伸びています。なかでもヨーロッパは14%の伸びと大きいです。それもあってヨーロッパの営業利益が27%ほど伸びています。

ただ、それでもスナック菓子の北米フリトレーが利益の約50%を稼いでいる構造には変化はない状態ですので、フリトレーの状況に大きく影響される状態だといえます。

20194Qsegment
とはいえ、全体的に売り上げも伸びているので大きく成長しているとまでは言えませんが、安定的に利益を稼いでくれているという風に感じます。

そして、2020年の見通しはオーガニック売上が4%増、1株利益が7%増となっており、6月からの配当金が7%増となり年間で1株当たり4.09ドルとなるとのことです。

ここ何年かの増配率は下記のようになっており、約7%のことが多いので、例年通りの増配の水準という感じです。

2014年:7%
2015年:7%
2016年:7%
2017年:15%
2018年:3%
2019年:7%

増配後の4.09ドルというのは、ペプシコの発表通り1株利益が7%伸びるのであれば今年と同水準の70%となります。ペプシコは業績が景気に大きく左右される銘柄ではないので、まだしばらくは増配を期待できそうです。

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