ジョンソン&ジョンソンが【JNJ】が2020年第1四半期の決算を発表しました。
売上:20,691百万ドル (前年同期比:+3.3%)
純利益:5,796百万ドル(前年同期比:+54.6%)
希薄化後1株利益:2.17ドル(前年同期比:+56.1%)
ジョンソン&ジョンソンの2020年1~3月期決算は増収増益でした。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い解熱剤のタイレノール等の売上が伸びた一方で、欧米での不要不急の手術が先延ばしにされ医療機器部門の売上は減少しました。
また、利益にいては大幅な上昇になっていますが、これは昨年は訴訟関連費用等の影響があたためですので、一時的な費用を除いた1株利益を比べてみると2020年第1四半期は2.30ドルで前年同期の2.10ドルから9.5%増加しています。
セグメント毎の売上は以下の通りで、医薬品部門は安定した需要が見られ、消費者部門は外出制限による買い占めによる効果があったようです。医療機器部門については不要不急の手術が先延ばしになっていることから売上が減少しています。
医療機器部門:5,932百万ドル(前年比:-8.2%)
医薬品部門:11,134百万ドル(前年比:+8.7%)
消費者部門:3,625百万ドル(前年比:+9.2%)
売上の約半分を占めるアメリカでのコロナウイルスの影響は3月から本格化したため、影響は大きくはなかったようですが、4~6月期は医療機器部門への影響が大きくなることが予想されています。年後半は持ちなおす見通しのようですが、2020年の見通しは次のように下方修正されています。
売上:775億ドル~805億ドル(前年比:-5.5%~-2.0%)
調整後1株利益:7.50~7.90ドル(前年比:-13.6%~-9.0%)
コロナウイルスの感染がどのように収束していくかわからないので参考程度にとどめていた方が良いかと思いますが、大きな減収減益とはならなさそうですので、長期保有の株主としては安心して株を持っていられそうです。スポンサードリンク
売上:20,691百万ドル (前年同期比:+3.3%)
純利益:5,796百万ドル(前年同期比:+54.6%)
希薄化後1株利益:2.17ドル(前年同期比:+56.1%)
ジョンソン&ジョンソンの2020年1~3月期決算は増収増益でした。新型コロナウイルスの感染拡大に伴い解熱剤のタイレノール等の売上が伸びた一方で、欧米での不要不急の手術が先延ばしにされ医療機器部門の売上は減少しました。
また、利益にいては大幅な上昇になっていますが、これは昨年は訴訟関連費用等の影響があたためですので、一時的な費用を除いた1株利益を比べてみると2020年第1四半期は2.30ドルで前年同期の2.10ドルから9.5%増加しています。
セグメント毎の売上は以下の通りで、医薬品部門は安定した需要が見られ、消費者部門は外出制限による買い占めによる効果があったようです。医療機器部門については不要不急の手術が先延ばしになっていることから売上が減少しています。
医療機器部門:5,932百万ドル(前年比:-8.2%)
医薬品部門:11,134百万ドル(前年比:+8.7%)
消費者部門:3,625百万ドル(前年比:+9.2%)
売上の約半分を占めるアメリカでのコロナウイルスの影響は3月から本格化したため、影響は大きくはなかったようですが、4~6月期は医療機器部門への影響が大きくなることが予想されています。年後半は持ちなおす見通しのようですが、2020年の見通しは次のように下方修正されています。
売上:775億ドル~805億ドル(前年比:-5.5%~-2.0%)
調整後1株利益:7.50~7.90ドル(前年比:-13.6%~-9.0%)
コロナウイルスの感染がどのように収束していくかわからないので参考程度にとどめていた方が良いかと思いますが、大きな減収減益とはならなさそうですので、長期保有の株主としては安心して株を持っていられそうです。
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