グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

ウォルマートが2021年度第1四半期決算を発表しました。

売上:133,672百万ドル (前年比:+8.7%)
純利益:3,990百万ドル(前年比:+3.9%)
1株利益:1.40ドル(前年比:+5.3%)

ウォルマートの2020年2~4月期決算は増収増益でした。新型コロナにより9億ドルのコストが発生しましたが、買いだめの効果によって好業績となりました。

北米の既存店売上は前年同期と比べて10%増となり、ネット通販は74%増とかなり伸びました。

好調となった理由は新型コロナウイルスによりロックダウンが実施されたことにより買いだめが発生したことですが、給付金が支給されてからはゲームやテレビといった幅広い商品が売れるようになったようです。

ただ、今後の見通しは新型コロナの影響で不透明として業績予想は撤回されました。

4月の雇用統計では失業率が約14%となり、それ以降も失業保険申請が毎週数百万単位で申請されていることから、経済活動が本格的に再開されなければ消費もおちこむでしょう。経済活動は徐々に再開されつつありますが以前通りには動けなくなっており、すべての失業者が職場にすぐに復帰できるわけではなさそうです。

米議会予算局の予測では今年10~12月でも失業率は8.6%としていますので、失業率は改善していくとしても消費は依然と比べて落ち込みそうです。あくまで予測ですし、今後なにが起こるかはわかりませんが景気は厳しい状況になると思って動いた方が良いかもしれません。

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