ウォルマートが2021年度第4四半期決算を発表しました。
売上:152,079百万ドル (前年比:+7.3%)
純利益:-2,091百万ドル(前年比:-150.5%)
1株利益:-0.74ドル(前年比:-151.0%)
ウォルマートの2020年11月~2021年1月期決算は増収減益でした。現金給付で売り上げが伸びたものの、コロナ対策やイギリス、日本の事業売却関連費用がかさんだことで減益となりました。これらの一時的な費用を除いた調整後の1株利益は1.39ドルと前年同期比で0.7%増えています。
アメリカでの売り上げは7.9%増の996億ドルとなり、増収は2014年8~10月期から26四半期連続となりました。
一方、ネット販売については69%増となりました。新型コロナウイルスの感染拡大以降ウォルマートのネット販売は大きく売り上げを伸ばしていましたが、今回の値はコロナウイルス感染拡大以降で最も低い値でした。ただ、2020年2~4月が74%増、5~7月が97%増、8~10月が79%増という感じなのでそこまで大きな鈍化という感じではないです。
2022年度の見通しはワクチンの普及や事業売却の影響もあり、1株利益はわずかに減少を見込んでいるようです。
そして、株主還元は四半期毎の配当を1株あたり0.54ドルから0.55ドルに1.9%増やしていますし、200億ドルの自社株買いプログラムが承認されました。
ワクチンが広まっていけばコロナの影響もなくなり以前のような生活に戻れるのでしょうし業績もそれまでのような状態に戻っていくのかもしれませんが、アマゾンとの争いもあるので状況としては楽観視できるような状態ではないと思います。争いの行方は時間がたたないとわからないので、状況を見つつ株の保有をどうしていくか考えていきたいと思います。スポンサードリンク
売上:152,079百万ドル (前年比:+7.3%)
純利益:-2,091百万ドル(前年比:-150.5%)
1株利益:-0.74ドル(前年比:-151.0%)
ウォルマートの2020年11月~2021年1月期決算は増収減益でした。現金給付で売り上げが伸びたものの、コロナ対策やイギリス、日本の事業売却関連費用がかさんだことで減益となりました。これらの一時的な費用を除いた調整後の1株利益は1.39ドルと前年同期比で0.7%増えています。
アメリカでの売り上げは7.9%増の996億ドルとなり、増収は2014年8~10月期から26四半期連続となりました。
一方、ネット販売については69%増となりました。新型コロナウイルスの感染拡大以降ウォルマートのネット販売は大きく売り上げを伸ばしていましたが、今回の値はコロナウイルス感染拡大以降で最も低い値でした。ただ、2020年2~4月が74%増、5~7月が97%増、8~10月が79%増という感じなのでそこまで大きな鈍化という感じではないです。
2022年度の見通しはワクチンの普及や事業売却の影響もあり、1株利益はわずかに減少を見込んでいるようです。
そして、株主還元は四半期毎の配当を1株あたり0.54ドルから0.55ドルに1.9%増やしていますし、200億ドルの自社株買いプログラムが承認されました。
ワクチンが広まっていけばコロナの影響もなくなり以前のような生活に戻れるのでしょうし業績もそれまでのような状態に戻っていくのかもしれませんが、アマゾンとの争いもあるので状況としては楽観視できるような状態ではないと思います。争いの行方は時間がたたないとわからないので、状況を見つつ株の保有をどうしていくか考えていきたいと思います。
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