グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

グーグルの持ち株会社であるアルファベット【GOOGL】が2022年第4四半期の決算を発表しました。

売上:76,048百万ドル (前年同期比:+1.0%)
純利益:13,624百万ドル(前年同期比:-34.0%)
希薄化後1株利益:1.05ドル(前年同期比:-31.4%)

アルファベットの2022年10~12月期決算は売上げが前年同期比1%増と成長が鈍化しました。一方で経費はかさんだために利益が減っています。

売上げの柱である広告事業が広告主の支出減や為替の影響を受けて前年同期比3.6%減の590.42億ドルでした。
202224Q売上推移
広告の売上げの内訳は、検索等による収入が426億400万ドル(前年同期比-1.6%)、YouTubeが79億6300万ドル(前年同期比-14.4%)、アフィリエイト広告にかかわる「Google network member's properties」が84億7500万ドル(前年同期比+16%)でした。
 
広告の売上げが減少する一方でクラウド事業は73億1500万ドルと32%伸びました。とはいえクラウド事業は4億8000万ドルの赤字です。しかし、前年(2021年第4四半期)の赤字は8億9000万ドル、その前年(2020年第4四半期)が12億4300万ドルの赤字でしたので赤字額は減少しています。クラウド事業は成長率が鈍化しているとはいえ成長していますので近々利益を生み出すようになりそうです。

今回の決算では成長が鈍化したわけですが、将来的に景気が良くなって広告料が増加すればまた成長を取り戻すとは思いますが、しばらくはFRBによる利上げによって景気は冷やされるでしょうから、アルファベットの決算もしばらくは成長が期待できないのではと思います。

スポンサードリンク

mixiチェック

コメント

コメントフォーム
評価する
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット
  • 1
  • 2
  • 3
  • 4
  • 5
  • リセット