グレイシアの投資日記

1987年生まれのサラリーマンが運用で経済的自由を目指す

米中の貿易戦争は始まるのでしょうか?
このような不安を受けて、23日のダウ平均は424.69ドル(前日比-1.77%)安の23533.20ドルとなり、22日の724.42ドル(前日比-2.93%)安に引き続き下落しました。

トランプ政権は中国の知的財産権の侵害を批判し、中国製品へ高関税をかけようとしています。制裁対象の製品は1300品目にわたり総額500~600億ドルになる見込みです。

これに対して、中国も報復をすることを表明しています。鉄とアルミの輸入制限に対しては、アメリカ産豚肉やワインに追加関税を課す方向で、アメリカが1300品目の中国製品へ関税をかけた場合にはさらなる報復をするようです。

その内容の一つとしてアメリカ産大豆を標的にするというものがあります。大豆はアメリカ最大の輸出品で輸出先の6割が中国となっています。そのため、中国による報復によりアメリカ産大豆は4割も値下がりするとされています。

最近、トランプ大統領が以前にもまして保護主義に傾斜しているように思います。その理由としては、昨年12月と今年3月に行われた選挙で共和党が連敗していることがあると思います。

これらの選挙は共和党の牙城でしたので、11月に行われる中間選挙で勝つためにも支持固めを急いでいるんだと思います。

個人的には世界経済に悪影響を及ぼしたり将来の見通しを不透明にしているので、こんなことしていて本当に支持が集まるのか疑問ですが。

もし、中間選挙で大敗してしまえば、トランプ政権はレームダック化し次の大統領選挙で負ける可能性が高まりますので、よっぽど経済に変調をきたさない限り、11月に向けて保護主義的な政策がさらに行うのではないかと思います。

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